~骨盤を立てて坐骨で座る~
よい姿勢の基本は骨盤を立てて坐骨で座ることです。
骨盤を立てて坐骨で座るようにすると自然と背筋が伸びてよい姿勢になります。
骨盤を前後に倒したり斜めに座ったりすると骨盤がゆがんでしまいます。
骨盤がゆがむと腰痛や坐骨神経痛などの他に胃痛・便秘などの胃腸の不調、生理痛などの婦人科系の症状、その他いろいろな痛みや不調の元になります。また、背骨にも影響が出ますので自律神経が乱れてしまうこともあります。「骨盤と背骨のゆがみは万病の元」とも言われているのです。
よい姿勢を保つためには筋力が必要となりますので慣れるまでは、長い時間よい姿勢で座ることはなかなかできません。
ですから、デスクワークや勉強などで長時間座る場合は「骨盤を立てて坐骨で座る」ことをできるだけ意識して気づいたら時々座りなおすことがよいと思います。
徐々に慣れてきたら通常は骨盤を立てて坐骨で座ってデスクワークや勉強をして時々背もたれにもたれかかって筋肉を休めるようにすると良いでしょう。
朝日整骨院では、「骨盤を立てて坐骨で座る」姿勢を患者様にアドバイスさせていただいています。よい姿勢を保つことは、見た目に若く見えるだけでなく体の中(内臓)も若く保てます。よい姿勢を保つことは若さと健康の基本となるのです。
「骨盤を立てて坐骨で座る」ことを知っていて骨盤のゆがみや猫背にならないように意識するだけで体の状態は全然違ったものになるのです。
~成長期の側弯症への影響~
側弯症と診断されたときに骨盤のゆがみが原因となっていることが多くあります。
骨盤のゆがみを整えることで側弯していた背骨も整えられます。
側弯症にならないためにも「骨盤を立てて坐骨で座る」ように心がけましょう。